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JA7DPH(アマチュア無線局)は昭和40年8月八戸市にて開局しました。

Aoba-ku Sendai-city 989-3204 JAPAN
Loc:QM08 ITU:45 CQ:25 JCC:0601

ボーイング B-29 の無線機

ボーイング B-29 長距離爆撃機の通信装置


【 長・短波帯長距離通信 (LiaisonCommunication) 】
ART-13 (Collins社製) 100w 送信機
 1943年、日本空襲を目的として長距離爆撃機 B-29 の開発が開始され、それまで試用されていた B-17、B-24 などの大型爆撃機に対して 2倍以上の航続距離が増大するため、この両者に搭載されていた BC-375型 送信機 (35w) では、基地と直接交信が不可能となる。
 そこで、出力を 100w に増力し、操縦席で周波数の自動切換えの可能な送信機の開発が必要となった。これに対し、Collins社の社長の Arthur Collins が自ら設計した送信機が ART-13 である。
 本機は Collins 社で 26,000 台、その他の会社で 90,000 台、総計 116,000 台が生産され、大戦後民間機にも搭載された。
 出力 : 100w、変調 A1、A2、A3
 送信可能周波数範囲 : LF帯 0.2MHz〜0.6MHz、HF帯 2MHz〜18MHz
(解説記による。)

【 所蔵:電通大/UECコミュニケーションミュージアム


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